1年の締めくくり「餅つき」

P1040480今日は12月28日。保育園は明日から1月3日までお休みになります。毎年恒例の「餅つき」が行われました。簡単な終業式のあと、全員で臼と杵で餅つきをしました。近年「感染症」の恐怖から餅つきをしない園が増えているそうです。昨年は保健所から「餅つき中止勧告」が発令されましたが、わが園ではいつも通りみんなで餅をつき、みんなでおいしくいただきました。全然問題はありませんでした。日本の伝統的な行事や習慣がだいぶなくなってしまいました。事故・けが・感染症・・・、特に感染症は新型インフルエンザやo157の発生により「殺菌」「滅菌」「除菌」と危ない菌から守ろうと必死になっていますが、そんな甘くはないでしょう。インフルエンザ菌は、毎年変化、進化し続けています。世界が狭くなり、地球の裏側からも感染します。予防はしなければなりませんが、そんな菌に負けないように丈夫な体つくりも必要だと思います。東南アジアで生水を飲むとすぐおなかを壊すのは日本人だそうです。いくら英語が話せても虚弱体質では世界を渡り歩けません。もっと菌と仲良くして、重くかからないようにすることの方が大事なのではないでしょうか。子どもたちが元気に餅をついている姿を見て、つくづく思いました。この後は、「ごま」「きなこ」「あべかわ」でおいしくいただきます。食育って楽しいなあ、おもちはおいしいなあ。