多目的子育て支援棟地鎮祭

西日本では「非常に強い」台風21号が上陸し猛威を振るっているようです。八戸は夏の暑さがぶり返したようにジリジリと肌を刺すような天気になりました。本日、多目的子育て支援棟「どんぐりの杜」建設の地鎮祭を行いました。園児代表2名も含め関係者約20名くらいで建設中の安全を祈願しました。平成24年・・・6年前は園舎の全面改築ということで盛大に行った地鎮祭ですが今回は質素に、かつ厳かに行いました。なかなか参加することが無い行事なので参加した園児は緊張していたようです。それでも「2礼2拍手1礼」をしっかりしていました。焼け付く太陽の下での神事は大人でも大変でしたが良く頑張ったと思います。宮司は白山神社の先輩にお願いしました。困ったときの神頼みはいつも先輩にお願いしています。

ところで、どうして「森」ではなく「杜」なの?と聞かれます。本当は「守」を当てたかったのですが、さすがに違和感があるのでやめました。森と杜はいみがほとんど同じなのですが、「杜」には「鎮守の森」や「御神木」の意味もあるようです。実は保育園の敷地には昔、「奥州糠部三十三観音」十二番札所の「隅の観音」が一時鎮座していた期間があったと我が家に伝わっています。(詳しくは「園歌、園旗の由来」参照)その鎮座していた場所がちょうど建設する場所にあたっておりまさに「鎮守の森」なのです。長い間大きな事故もなく、サッカー大会も何度も優勝に導いてくれたのはこのおかげかもしれません。園児たちは七五三はもちろん、大きな行事の前には必ずお参りをしています。この「どんぐりの杜」も神様から見守られ、子どもたちを守ってくれることと思います。完成は来年一月末の予定です。どうぞお楽しみに。