平成27年度 情報&かわら版

 (27年度)
 
   「入園・進級式」            「4月誕生会」
   「交流会」               「春の健診」
  「5月誕生会」            「保育自由参加日」
   「親子バス遠足」          「未満児春便り」

   「6月誕生会」              「ニチイケア交流会」
   「幼児サッカー大会」         「7月誕生会」
   「園外保育」              「夕涼み会」
   「八戸三社大祭」           「未満児夏だより」
   「わくわく教室」            「8月誕生会」
   「38回運動会」            「食育だより」
   号外「運動会」             「9月誕生会」
   「あいさつ運動」            「ライオンズ杯」
   「総合避難訓練」           「10月誕生会」
   「すみれ懇談会」           「ひまわり懇談会」
   「秋の健診」              「きく懇談会」
   「11月誕生会」             「七五三集会」
   「根城小合同学習会」        「発表会」
   「ニチイケア交流会」         「未満児秋だより」
   「12月誕生会」             「食育だより3」
   「わくわく教室2」           「終業式・餅つき」
   「新年会」               「懇談会・試食会」
   「1月誕生会」             「豆まき集会」
   「きく組参加日」            「えんぶり」
   「2月誕生会」             「ひな祭り」
   「3月誕生会」             「お別れ会」
  「第38回卒園式」            「未満児冬だより」

「生き雛壇かざり」 27.3.3

 灯りをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ桃の花・・・。今年も「桃の節句」おひな様がやってきました。保育園では先月中旬から豪華7段の雛飾りを飾っています。本番の今日は、子ども達が自らひな人形に成りすまし、ひな祭りを楽しみました。雛飾りはお内裏様とおひな様の「結婚式」を再現した場面とされていますが、子ども達にとっては「菱餅」「しろ酒」「ひなあられ」の方が関心があるようです。本日の給食も「いつもより少し豪華な「ちらしずし」がメニューになっています。
 当園の活動は異年齢で取り組んでいるため、ひな祭りの制作も習熟度別に作られおり、個人差のある楽しい作品に仕上がっています。今年は「廃品」を各家庭から集め、自分だけの「ひな段飾り」を作ったようです。トイレットペーパーの芯やヤクルトのから容器などで3人官女、五人囃子など一つ一つ表情の違う作品をは「力作」と呼ぶにふさわしい作品だと思いました。特に「チャレンジコース」を選んだ子ども達は出来上がった作品を自慢げにみんなに紹介していました。因みに習熟度コースは「らくらく」「ファイト」「チャレンジ」の分かれており、自分の技量に合ったコースを選ぶことができます。
 今年度も残すところあと1カ月弱。保育園では、年間反省会を3日間の予定で開催します。今年の行事、保育、カリキュラム、気になる子など来年に繋がるように話し合います。昨日は、来年度のクラス担任も決まり、子ども達と一緒にわくわくどきどきの職員たちでした・・・でも来年度の入園児がまだ決まっていないので、私の方がハラハラドキドキしています

「北国に春を呼ぶ えんぶり」 28.2.18

 2月17日から始まった「八戸えんぶり」。国の重要無形民俗文化財」にも指定されている約800年の歴史と伝統を誇っています。えんぶりには2種類あり、動きの速い「どうさいえんぶり」とゆっくりした動きの「ながえんぶり」があります。本日園に来てくれた新組(しんくみ)えんぶり組は、動きの速い「どうさいえんぶり」です。烏帽子に紙テープみたいなリボンがたくさんつき、動きがダイナミックに見えるのが特徴です。総勢40名くらいで1チームを作っていて移動にはバスを使っています。その中に卒園児がたくさんいます。えんぶりの主人公、舞を舞う太夫も3人のうち2人が卒園児です。子ども達が主役の「松の舞い」や「えんこえんこ」、「大福舞い」「恵比寿舞い」もほとんどが卒園児です。毎年この時期は卒園児の「定点観察」ができるくらい賑やかになります。地域の伝統文化として根付いているえんぶりは子ども達の成長を確認できる良い機会でもあります。大学生の太夫をしている子はこのえんぶりに合わせて大学を休んできているそうです。担い手不足で地域の祭りが衰退していく中、このえんぶりは貴重な存在なのだと思います。大事にしていきたい伝統だと改めて感じました。このえんぶりが終わると、寒さが一段落し、いよいよ春の到来です。農作業もこのころから始まると言われています。北国は春に向かって一直進です。そういえば玄関の「福寿草」も黄色いつぼみを見せ始めました。春の息吹が聞こえてきました。

「鬼の襲撃」  28.2.3

 2月4日は、「立春」。立春の前日は「節分」と言います。季節の分かれ目と言うことで病気やけがから身を守るという意味で始まったそうです。でも子ども達には「豆まき」「鬼」というイメージが強いらしく、楽しみでもあり、怖い行事でもあります。節分の由来のペープサートや年男、年女の撒く豆まき(今年は諸般の事情により「飴撒き」になりました。)あたりまでは和気藹々として楽しそうだったのですが、「ドドドドン」と太鼓の音がして、青鬼と赤鬼が階段を駆け上がり、鬼の姿が見えた途端、「うわーん怖い」という悲鳴と共にクモの子を散らすように子ども達が逃げ出した。いつもは通れないような狭い場所もすいすいと通り抜け、ホールから脱出しようと懸命に逃げる子ども達。良く見れば愛嬌のある赤鬼と緑鬼ですが、普段「ほめ殺し」に慣れている子ども達にとっては一大事。一昔前は、怖くてもオニに向かって豆を投げつける勇敢な子どもたちがいましたが・・今は昔。控えめに隅っこの方で「鬼は外」と自分に向かってこないのを確認してから鬼に向かって豆を投げる子はいるものの、ほとんどが本気で怖がって逃げている。日本の子ども達よ、これでいいのか・・と思いながら見ていましたが、「子どもは社会の鏡」、これが現代の日本の姿なのでしょう。そういえば、八食から出前の鬼がやってきたときは、もっとすさまじく、大パニックになったことを思い出しました。サッカーでは勇敢に立ち向かった年長の子ども達も本気で泣きながら逃げていました。個人差もあるのでしょうが、少し弱気な子ども達が増えているようです。それだけ心が優しいと思えばいいのでしょうが、少しだけ気になる園長でした。

「雪が降りました」   28.1.20

 今冬、初めての積雪になりました。日本列島を寒気が包み、全国各地で「大雪」「強風」「着雪」の警報が出ています。この時期には珍しく「重く湿った雪」で雪かきには相当苦労したようです。(我園では若い職員が率先して雪かきをしてくれるので私は老体に鞭打つことはなくなりました。)ちょうどこの日は平成27年度の「法人監査」があり、雪と監査に挟まれ精神的に疲れた一日でした。
 大雪になりほとんどの人が「閉口」している中、子ども達は雪遊びに夢中です。今までほとんど出番がなかった「そり」が大活躍。我園には園庭のふちに「斜面」があり、雪が降ると天然の滑り台に変わります。防寒服に身を包み、子ども達は子犬のように「園庭狭し」とばかり走り回っています。
 一方、園内では年長組と年中組が今年度から新たに取り組んでいる「わくわく教室」で体を動かしていました。音楽に合わせてストレッチをしたり、体と頭の体操を組み入れたシナプソロジーで講師の先生と楽しんでいました。毎月1回のわくわく教室ですが、子ども達は毎月、首を長くして待っているようです。継続は力なり・・といいます。12か月の成果はどんな形になって表れているのかこれから検証したいと思います。本当は私が受講したいくらいなのですが、子ども達の動きについていけないのは火を見るより明らかなので、応援団に回る事にしました。外でも内でも子ども達は寒さに負けず、元気に動き回っています。私も少しは見習いたいと思うのですが・・。

「恒例 もちつき会」  27.12.28

 年末恒例の「もちつき会」が行われました。1年に1回“臼”と“杵”の出番です。今年は暖冬だと思っていたらクリスマスあたりから状況が一変し、雪が積もり気温も氷点下の真冬日になりました。朝の道路はつるつるでまるで坂のあるスケート場状態でした。こんな日は事故が多いんです。まして暖冬だと思っていた気持ちに急ブレーキがかかり、少し戸惑っています。でも、長続きしない予報なので一安心です。
 さて、この日は、「終業式」も行われ、休んでいた1号の子ども達も参加しました。新制度になり1号、2号、3号となかなかなじめなかった制度ですが、2度の長期休暇を経験し、認定こども園の本来の姿を見出した気持ちです。幼稚園がなかなか認定こども園に移行しない理由が理解できました。やはり、今、私たちに求められているのは「保育園」の機能だと言うことがわかりました。認定こども園の進むべき道は、私たちが進んできた道だったということです。これからも自信を持って進めていこうと思います。
 年末・年始の6日間は保育園にとって年に1度の「長期休暇」です。今日は心なしか職員もそわそわしているように感じます。本当に忙しい1年でした。職員も良く頑張りました。子ども達もこの1年、本当に成長しました。大きな事故、怪我もなく過ごせたことは、家庭での協力が大きかったと思います。保護者の皆様にも深く感謝いたします。今年1年、ありがとうございました。来年は「私の年」です。来年もよろしくお願いいたします。

「雪のペンキ屋さん」 オープニング2歳児

 新園舎になって3回目の「発表会」。これまで以上に観客が多く、こども一人につき大人が3人くらいの参加になったようです。2階はオープンスペースなので片付けるととても広くなります。一番いいところに「大黒柱」があり、この時期はいろいろ注文が出る場所でもあります。今年は1階の支援センターも開放しテレビで映像を流しました。54インチの大型テレビの前も観客でいっぱいだったようです。
 長坂保育園の発表会は「自分で考え、自分で選び、自分の声で発言する」ことが主題になっています。0歳児や1歳児もそれなりに自己表現していました。基本「お遊戯会」ではないので、それぞれの年齢に合わせた出し物を子ども達と一緒に考えています。発表会は「一人一役 全員主役」がテーマになっています。
 長坂の呼び物は何と言っても異年齢児で考えた「三部作」。今年は創作オペレッタ「ブレーメンの大サーカス」、エンターテイメント「世界旅行へ出発進行」、創作劇「まんじゅうこわい」でした。年長児が3,4歳児をリードする姿は普段の保育そのものです。いろんな個性があり、それぞれの成長を感じました。歌と合奏は年齢差が如実に表れて成長過程や発達過程の1年に1回の「定点観測」になっています。あれだけやんちゃだった子が少し緊張しながら頑張っている姿を見ると感動して目頭が熱くなります。皆よく頑張りました。いっぱい誉めてもらってください。

「隅の観音」  七五三参り 27.11.13

 「暖秋」とでもいうのでしょうか。今年の秋はとても暖かいようです。エルニーニョ現象の影響だそうですが、8月のお盆明けから天候の異変が続き、竜巻・豪雨・台風と異常気象が通常気象になったような感じがします。今年の秋は早かったような感じですが、8月末からずっと「秋」だったような気もします。例年の七五三は、寒さが厳しく、雪が積もったり強風に見舞われたりしますが、今年はお日様がさんさんと降り注ぎ「小春日和」のような感じです。
 子ども達は園のホールで「七五三集会」を行い、お参りの手順を確認し、園から歩いて3分くらいのところに鎮座している「南部糠部三十三観音」の「十二番札所」になっている「根城・隅の観音」様にお参りに行きました。これまでの成長への感謝と今年1年の成果の報告を行いました。この日は特別に管理人からカギを開けてもらい年長と年中の子たちが直接「御本尊様」に手を合わせました。この場所は長坂保育園の園歌にも登場する子ども達にはなじみがあり、かつ神聖な場所でもあります。普段は中に入ることはできませんが、この日だけは特別お堂の中に入ることが出来ます。いつもと違う雰囲気に子ども達の緊張する姿が見て取れますが、神様という目に見えない「畏怖」を感じたことと思います。普段は言うことをきかないいたずらっ子もこの時ばかりは真剣なまなざしで話をきいていました。たまには非日常的なことも子ども達には良い経験になるようです。

「八戸東ライオンズ杯」 27.10.14

 八戸市屋内スケート場建設のために長年親しんだ「長根陸上競技場」から「南郷陸上競技場」へと試合会場が変更になった。ここはJリーグを目指す「バンラーレ」の本拠地である。いわば「聖地」と言っても過言ではない。当のバンラーレは競技場が整っていないという理由でJ3昇格を逃した。大変残念である。来年度はぜひJリーグに昇格してもらいたいと心から願っている。
 その聖地で初の優勝に輝いたのが、2連覇も達成した長坂保育園だった。予選は藤覚保育園に続く2位通過だった。この両チームが決勝まで進み南郷での初優勝を競った。その前に我チームは「ベスト8で城下保育園に大苦戦。15分の試合時間の12分過ぎに失点し、「万事休す」かと思われたが終了30秒くらい前に同点ゴールを決め、PK戦で薄氷の勝利を得た。本当にもうだめかと思ったが「最後まであきらめない」という目標が土壇場で達成できた。今思い出してもハラハラドキドキした試合でした。決勝戦は藤覚。春も接戦だった強豪である。2点先取した我チームにおごりはなかったが、2点のリードを守りきれず2−2のPK戦へ。春も藤覚と決勝でPKだった。相手チームの「今度こそ!」が伝わってきた。PKは難しい。いつもの力を出すのは至難の業だ。特に大観衆の前での大歓声に中でのPKである。緊張しない方がおかしい。結果は両チーム6人蹴って1ゴールだけ・・・長坂が勝った。担任と保護者の目に大粒の涙が・・・。この優勝は子ども達が頑張ったのはもちろんですが、保護者の応援が子ども達の実力以上の力を出させたのだと思います。本当にありがとうございました。ライオンズクラブの皆さん、来年もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

「ゴミゼロ運動」   27.9.30

 長坂保育園では、子ども達の社会貢献ということで、年間をとおして町内のゴミ拾いを行っています。今日は天気が良かったので「燃えるごみ」と「資源ごみ」の袋を持って散歩に出かけました。最近は地域の企業の方々も町内活動の一環としてゴミ拾いをしている姿が見られます。保育園では特に町内のみなさまにご迷惑を掛けていると思うので丁寧に拾うことにしています。さすがにガラスなどは職員が拾いますが、空き缶やペットボトルなどは奪い合うように拾ってくれます。中には、良くこんな小さなものまで・・・と思うようなゴミもあります。地面に近い分子ども達には良く見えるようです。いつもお世話になっている公園を初め、散歩で良く通る歩道や植え込みの中を掻き分けて捜していました。まるで宝探しのようです。楽しみながら行うことにより、子どもたちの関心が深まるようです。ゴミが大量にあるときは「散歩カー」の出動もありますが、最近はあまり出番がないようです。町内でも年に何回かゴミゼロ運動がありますが、自分たちの住んでいる所は自分たちできれいにしていくよう子どもたちに伝えています。これからも続けていきたい取り組みだと思っています。
 このような取り組みは、散歩コースの確認、危険個所の発見などに繋がることもあります。まして散歩の一環なので健康にも良い・・・一挙両得とはこのことを言うのでしょうか。

「栗拾い」   27.9.25
     
 秋と言えば「食欲の秋」。秋の味覚の一つに「栗」があります。今年も町内の民生委員をしている友人から「栗拾い」の誘いがあり行ってきました。町内の一人暮らしの老人からの相談で、昨年も誘われたくさん拾ってきました。栗の木自体はそう大きくはないのですが、2種類の木には大量の栗が実っており、大騒ぎで拾ってきました。子ども達は各自ビニール袋を持ち、ほとんどの子が半分くらいまで拾っていました。栗には「いが」があり、とげに注意しながら拾ったのですが、拾うより「踏んづける」方が多く、大粒の栗が柔らかい土の中にめり込んでいました。持ち主のおばあさんも一緒に拾い、子ども達の歓声を喜んでいました。最後に子ども達から「ありがとう」のお礼を聞き、返してくれた言葉が「こちらこそ拾いに来てくれてありがとう。」と言われ大いに照れていた子ども達でした。保育園は地域の中で活かされていると改めて感じました。これからもどんどん地域の中に出ていき、地域の人々と交流を深めていきたいと思います。おばあさん、来年も伺いますから、元気でいてください。
 明日は、この栗を調理員さんに頼んで「ゆで栗」にしておやつで食べようと思います。ありがとうございました。

「畑の野菜収穫大作戦」  27.8.24

 保育園には猫の額ほどの畑があります。狭いながらも「ジャガイモ」「とまと」「ミニトマト」「なす」「キューり」「アスパラ」などを育てています。茄子やキューリの苗は、近くのサンデーで子ども達と職員が相談しながら買ってきました。子どもたちには社会勉強の一環にもなる楽しいひと時です。畑は私の同級生の小笠原さんが耕耘機を使って耕してくれます。保育園が休みのときには草取りまでしてくれます。とても頼りになる応援団です。
 さて、今年はさつま芋にするかジャガイモにするかもめましたが、副園長の鶴の一声で「ジャガイモ」になりました。もらった種イモがあったそうです。そのじゃがいもは「巨大」に育ちました。なんと1個1.1キロにもなり保育園の玄関に飾ってあります。
 キュウリやトマトもその都度収穫し、給食の材料になりました。例年必ず植える野菜に「ピーマン」がありましたが、今年は私の希望が通り植えませんでした。なぜかって?・・・ピーマンて少し苦いんだよね。
 野菜作りは料理して食べることで終わりになります。とりあえず今回は、「じゃがバター」としておやつで食べましたが、まだまだあるのでいろんな料理に挑戦したいと思います。子どもたちにはナイフを使っての野菜切りや調理などわくわくドキドキすることが続きます。畑っていいなあ、食育は楽しいなあ。

「八戸三社大祭〜お還り〜」  27.8.3
      
 お祭りに参加しました。この日は午前中雨が降り、過ごしやすかったのですが、長坂の「晴れ男」が頑張ったために、天気が持ち直し、快晴の暑中の中、約3時間と言う長丁場を練り歩きました。今回は少なめの参加でしたが、それでも保護者も含め合計60名以上の参加になりました。根城新組の山車参加者の約半数を占め、綱も普段より長くしてもらいました。290年の伝統と歴史を持つこの三社大祭は「子どもの祭り」として県内でも異彩を放つ存在になっています。県内のほとんどの祭りは「大人の祭り」で、アルコールが入ると盛り上がりもすごいですが、風紀も乱れます。どちらがいいかは、良くわかりませんが、子ども達も大好きな三社大祭です。
 午後3時からのスタートに合わせ、バスで移動し、スタート場所のまつりんぐ広場で保護者と合流し、花笠、うちわをもらい、花におしろいを引いてもらい準備完了。根城新組の山車は神明宮の附け祭りなので、スタート順は早く、27台の山車中、5番目くらいにスタートしました。その分暑い中での活動になりますが、午後6時くらいには解散場所に到着します。30度近くまで気温が上がり、さすがに元気いっぱい・・と言うわけにはいきませんでしたが、冷えぴたや塩飴、水分補給など十分取らせ、何とか歩き抜きました。保護者も子どもの顔をうちわであおいだり、汗を拭いてあげたり、献身的に子ども達を見守ってくれました。私も慣れない雪駄や足袋をはいたので、足の指が攣り大変でした。1年に一度しかはかない足袋なので、新品同様なのですが、なにせ私の言うことを利かない。困った足の指たちです。だましだまし3時間を歩き通し屯所にたどり着いたときは、青息吐息の状態でした。子ども達はたくさんのお土産をもらい、現地解散。そこから保育園までの遠かったこと・・・。でもとてもいい汗をかきました。来年も参加しよう・・・かな。参加した保護者の皆さんお疲れ様でした。親子でかいた汗は、子ども達にも良い思い出になったことでしょう。

「ミステリアスしんごう」 27.7.18

 年長組恒例の「園外保育」へ行ってきました。ちょうど大型台風が四国・中国地方を直撃し、その後青森県へ近づく予報でした。さすがに「雨男復活か」と心配しましたが、なんとか無事に帰ってきました。内容は保育教諭が作成する「かわら版」を参考にしてください。楽しかった園外保育の帰り道、バスの運転手さんにお願いし、途中の「キリストの墓」へ寄ってもらいました。天気も回復し暑い中、約300メートルの登り坂を歩きました。途中事件が発生しました。名付けて「かぶと・クワガタバラバラ事件」。坂の中間ほどで、「わあ、カブトの頭が落ちてる」という子ども達の声、覗いて見るとカブト、クワガタが何者かに捕食され、固い角やのこぎりがついた頭部や足だけを残し惨殺されていました。子ども達の推理では「キリストか幽霊の仕業か」・・・と言うことでしたが、名探偵園長の見立ては「からすに食べられた」との結論でした。柔らかいところだけ食べ、羽や角は残す、この残忍な手口はカラスしかいない。残された残骸、約10匹。本当に悔しそうな子ども達でした。でも今回は、カブトムシのメス1匹、カミキリムシ1匹、エゾゼミ、アブラゼミ数匹づつ、トンボ多数をゲットしました。変わったところでは「カナヘビ」も1匹捕まえ大騒ぎの子どもたちでした。ミステリアスな新郷村で不思議体験をたくさん経験し、大喜びの年長組でした。

「寝る子は育つ」  27.7.11

 保育園には0歳から6歳になった子まで、幅広い年齢層が生活しています。ホームページにはついつい元気いっぱいの大きい子たちを紹介してしまいますが、今回は0,1歳児の生活を紹介します。
 我園には現在17名の0歳児と21名の1歳児が1階で生活しています。この年代は月例差が大きいので一人一人に配慮した保育を心がけています。保育教諭と看護師合わせて12名が保育に当たっています。午前の保育はのんびりと散歩に行ったり、乳児用の園庭で遊んだり、ゆったりとした時間を過ごしています。食事時はそれが一変します。離乳食もあるので調理員も参加して給食時間を乗り切ります。最近はアレルギーのある子が増えてきたので家庭との連携は欠かせません。食事の途中でも眠くなります。椅子に座りながらこっくりこっくり頭が揺れている子もいます。それでもOK。広いスペースの乳児・1歳児室なので「食う・寝る・遊ぶ」がしっかり確保されています。
 食事の後は「お昼寝」です。小さい子ども達にとって午睡は大切です。中には「眠くない」と騒ぐ子もいますが、いつの間にか写真のような状態になります。それでも眠くない子は「眠らない自由」も認めます。ただし、「周りの子に迷惑を掛けない」という条件付きで。保育士を独り占めできるので子どもにとって好評のようです。最近「うつぶせ寝」の功罪が叫ばれていますが、我園では時間を決めて子ども達の呼吸や動作をチェックしています。チェック表も年間を通すとかなりの量に上ります。このようにして大事に大事に育てています。

「八戸市幼児サッカー大会」優勝! 27.6.29

 27日(土)は台風のような低気圧で大雨でした。2年ぶりで「雨男」が復活したしたかと思いましたが、子ども達の日ごろの行いが良かったため本日無事に大会が行われました。朝方まで気温が低く、心配された天気でしたが午後からからりと晴れあがり、熱戦が展開されました。午前は4つのブロックに分かれての予選リーグ。午後からは各ブロック上位2チームによる決勝トーナメントと順位戦が行われ長根の陸上競技場は応援の父兄と選手たちの歓声が響き渡りました。長根は今回で使い納め(同じ場所に八戸市営スケート場が出来るため)になり、芝での感触を思いっきり楽しんだ子ども達でした。
 我が、長坂保育園は予選Bブロックを3勝1分け、勝ち点10で1位通過し、ベスト8では強豪城下保育園に2:1で勝ち、準決勝は小久保保育園に0−0、PK戦で2−0でやっと勝ち、決勝戦は強敵藤覚保育園。開始早々1点を失い、意気消沈したもののすぐに1点返し同点・・・と思いきやまたしても追加点を取られ1:2に、普通だとこれで万事休すとなるのですが、ここから本領発揮、すぐに点を取り返し同点。その後一進一退の攻防が続き、試合はPK戦へ。いつもは嫌なPK戦ですが、今年はPK戦についている感じ。手の汗握る熱戦はPK3−2で藤覚を破り、4年ぶり9回目の優勝を飾りました。これで昨年のライオンズ杯から2本の優勝旗が揃いました。決してずば抜けた選手はいなかったのですが、「みんなで戦った勝利」だったと思います。担任と保護者の嬉し涙が感動を誘い、不覚にも涙が出そうになった園長でした。優勝おめでとう「一人はみんなのために、みんなは一人のために」役割をきちんとこなし、一致団結したからできた優勝だと思います。おめでとう長坂の子ども達。そして応援ありがとうございました。

 「八食フットサルフェスタ」 27.5.23

 
今年も八食センター主催の「フットサル大会」の参加しました。この日は江南小学校の運動会もあり、当初はフットサル大会を見送ることにしていたのですが、主催者の方から「ぜひ参加してほしい」との要請があり、年長組の子ども達から希望をとり、年中組の子も含めて「サッカー組」と「運動会組」に分かれて参加しました。この是非にも・・・と言うのは訳があり、この大会は5回目なのですが、過去4回は当園が2回優勝1回準優勝でまだ3位以下は無いのです。他チームの目標は「打倒長坂」だとか・・・。ふふふ・・返り討ちにしてくれる。と言うことはないのですが、今年の年長組は人数も少なく、大人しい子が多いのでとりあえず「参加することに意義あり」と言うことで参加したのですが、他のチームも同じような事情らしく、あれよあれよと言う間に勝ち進み、Aブロック6チームの1位になり決勝戦は強敵「バンラーレ」。
それでも結果は4−1で快勝。来月行なわれる「八戸市幼児サッカー大会」に向け、良いスタートが切れたと思います。自信がなかった子ども達も大きく成長したようです。今回全体の「MVP」に輝いたO君も精神的に強くなった・・かな。来月がとても楽しみになりました。
 もう一方の小学校組は年中が主だったので参加競技は他の保育園に後れを取ったようですが、年中組には良い経験になったようです。私は出番前にフットサル会場に向かったので結果だけ報告を受けましたが「強風」のなか良く頑張ったと思います。双方に出向いた保護者の皆さん、本当に応援ありがとうございました。心から感謝申し上げます。

「交流会」 27.5.12  ニチイケア

 今年も老人施設との交流会が始まりました。長坂保育園では近くにある「デイケアセンター ニチイケア」さんと特別養護老人ホーム「サンシャイン」さんと毎年数回交流しています。昨年は、経営者交代とインフルエンザのためサンシャインさんとは交流できませんでしたが、今年はその分、中身の濃いふれあいが出来たようです。
 ニチイケアさんは比較的元気な方が多く、子ども達も友達感覚で遊びます。ただ、毎年、第一回目の交流会は、子ども達が緊張し、いつもの調子が出るまで時間がかかります。特に年中の子ども達は途中で固まってしまいとても苦労することがあります。今年も5人の年中の子が参加しましたが、固まることもなく楽しそうに触れっていました。サンシャインさんとは2年ぶりの交流会になりますが、とても楽しみにしてくれていたそうで、触れ合いもとても喜んでいたそうです。子ども達も2回目なので比較的スムーズに歌や踊りも発表でき、触れ合いも楽しめたようです。来月は、老人たちが保育園に遊びに来ます。今度は0歳から「保育園丸ごと」楽しんでもらいたいと思います。そのためにエレベーターも設置しました。車いすでも大丈夫です。どうぞ十分楽しんでください。長坂保育園一同心から歓迎いたします。

「4月誕生会」  27.4.24

 今年も誕生会が始まりました。年12回行われる誕生会は子ども達がとても楽しみにしています。3歳以上の子ども達は、「誕生日の係り」として、運営から出し物、司会、プレゼント制作などを担当します。4月から来年3月まで「世界」をテーマにいろんな出し物や発表を考えます。4月は今年1回目なので、日本、中国、インドを紹介しました。あいさつの言葉や有名な建造物、国の大きさなど自分たちが調べて発表しました。また、保育園で食育の一環として取り組んでいる「クッキング保育」の様子も劇風にアレンジして紹介しました。最後は、子ども達の得意分野「カエルの歌の合奏」で締めくくりました。3歳児にとってはとても緊張する時間だったようですが、自信に繋がる良い経験になると思います。
 昨年度から、保護者に誕生会の見学を公開しています。誕生児はもとより係りの子の保護者の参加が増えてきました。今回は12名の見学者がありました。まるで「ミニ発表会」のようです。でも、保育園の方針・行事に関心を示し、理解してくれる保護者には感謝したいと思います。
 階段の踊り場に「誕生会のプレート」が掲示してありますが、毎月の子ども達の発想や制作が3月まで続きます。完成は来年3月中ごろですが、とても見応えのある作品が出来上がります。世界をテーマにしたどんな作品が出来上がるかとても楽しみです。

「わくわく教室」始まる  27.4.15

 幼保連携型認定こども園移行に伴う特別企画「わくわく教室」が始まりました。「体を動かすことにより脳の働きを活発にさせる。」という大胆な構想を昨年お聞きし、我園の基本方針にも合致していると思い実施に踏み切りました。講師は、その昔、NHKで体操の番組に登場していた「体操のお姉さん」。容姿端麗、頭脳明晰、人当り抜群の川口太陽先生です。先生は「脳科学」にも造詣が深く、手や指、体のどこを刺激するれば脳が活性化するか研究していて、右脳、左脳、前頭前野などの働きを丁寧に説明してくれました。子どもの脳は体のいろんな部分を刺激することで活性化するそうです。数年前、子育て支援センターで「親子ビクス」をお願いしたことが縁で、子ども達の体操教室をお願いすることになりました。毎月1回の体操で、本日が記念すべき第1回目でした。年長と年中のみの指導ですが、楽しそうに体を動かしていました。外部講師は初めてだったのですが、子ども達はいつもの調子と少しだけ違う雰囲気を存分に楽しんでいたようです。今日はあいにくの雨だったので園内は少し騒がしい感じでしたが、部屋は熱気でむんむんでした。これから気候が良くなり、気温が上がれば部屋ではなく外での活動も考えているようです。先生方も顔をしかめながらいっしょに体を動かしていました。もしかしたら、子ども達よりいい運動になったのかもしれません。そのうち、私も参加しようと思っています。大丈夫かな?ちょっと心配な園長です。

「平成27年度 入園・進級式」 27.4.4

 平成27年4月4日、入園・進級式が行われました。なるべく保護者が参加できるよう、4月の第一土曜日に行っています。今年は、こども・子育て支援新制度のスタートの年なのでいろんな意味で準備に手間どりました。それでも職員たちがテキパキと動いてくれ、何とか無事に開催することが出来ました。制度が変わる、定員が増える・・・と言うことは大変な事だと改めて感じました。これから幼保連携型認定こども園として事業を行うわけですが、子ども達の様子を見ながら、当園の取り組む「自分で考え、自分で選び、自分から行動できる子」を目指していきたいと思います。新入園児は2・3号子どもは定員いっぱいになりましたが、1号認定の子は定員に達しませんでした。制度の周知徹底に努めていきたいと思います。
 さて、6年間不在だった「父母の会会長」さんも、新制度を機に無事決定することが出来ました。我園では久しぶりの女性の会長さんです。国が進める「輝く女性社会」の最先端を担うことになりそうです。当園の保護者のリーダーとして輝いてほしいと思いますが、仕事が第一なので無理のないよう、相談しながら連携していきたいと思います。心配された天気も、この日をお祝いするがごとく、快晴でした。子ども達は春の陽気の下、元気な笑い声で園庭で遊んでいました。子どもの笑顔、歓声は、保育園にとってなくてはならないものです。いつまでもこの環境が守られるよう、職員、保護者力を合わせて子育てに取り組んでいきます。1年間よろしくお願いいたします。