わが園には「実のなる木」がいくつかあります。今はジューンベリーが真っ最中です。ブルーベリーよりは実が小さく、味も薄味ですが、何しろ収穫量が多いので、収穫の満足感は一番あります。この日は、サッカー大会も終わり、比較的のんびりとした土曜日だったので、私も参加しました。青から白、ピンクから赤、そして紫になると完熟です。園舎新築の時に植樹したのですが、このジューンベリーが一番育ちが良いようです。昨年も大量に身がなりましたが、ほとんどが小鳥あるいはカラスの餌になってしまいました。ひどい時は木の中に50羽くらいの鳥がいて、ついヒッチコックの「鳥」を思い出してしまいました。今年はとりの襲撃前に収穫したのでほっとしています。子どもたちは梯子に登り、思い思いに自分の気に入った実を大事そうにとると「口」の中へ放り込んでいました。おかげでなかなかジャム用の実が集まらなくて大変でした。しばらく冷凍保存しておいしいジャムを調理員から作ってもらおうと思っています。焼きたてのパンにジューンベリーのジャムを塗って食べるのはきっとおいしいに違いありません。食育っていいなあ。木の実の収穫は甘くて楽しいなあ。(衛生面で心配の向きがあろうかと思いますが、自然の営みの中では貴重な体験だと思うので御容赦ください。)