紫のユニフォーム

園長です。

本日幼児サッカー大会の公式練習試合が行われました。1試合15分で全4試合(公式には2試合)行い、結果は2分け2敗。私的な練習試合も行いましたが、今年はまだ「勝ち」がありません。保育園での練習ではいいキックをするのにそれを本番で出せない。八戸弁で「じょみじのげすっぱり」ということばがぴったりします。(自分のうちでは威張っているのに一歩外に出ると何もできないこと)性格もあるのでしょうが、ここまで奥ゆかしいと打つ手がありません。本番まであと1週間あるので精神的にたくましくなってほしいものです。

さて、長坂保育園にはサッカーのユニフォームが4着あります。紫が2着、白が2着。30年の重みに耐えて頑張ってきたユニフォームたちです。大会が始まったころは体操着で行っていましたが、3年後くらいに「紫」のユニフォームを作ったのが始まりで、かつては「紫が強い」と言われました。今は白がメインで「降参」状態になっています。紫にユニフォームは少し小さいのですが、今年はそれがぴったりです。子どもたちの体格が良くなったといわれますが、わが園の「年長組」に関しては当てはまらないようです。負けても「楽しかったあ」という子どもたちには申し訳ないのですが、勝てばもっと「楽しかった」になるのです。過去に何度悔し涙を見てきたことか・・・。勝って喜ぶ姿を保護者と一緒に見たいものです。苦しい時の親頼み。どうか子供たちにパワーを送ってください。

伝統の紫のユニフォーム。時代は変わっても子供たちの心は変わらない・・・。「勝ちたい」。