青森県南地方に「春を呼ぶ」と言われる「えんぶり」。この時期には珍しい気温10度を超え、雪ならぬ雨を伴ったあいにくの天気でしたが、初日の「一斉摺り」のあと長坂保育園に来てくれました。新組えんぶり組には、保護者や卒園児がたくさん参加していて、毎年お世話になっています。今年は職員も1名参加しており、いつもよりたくさんの拍手をもらっていたようです。お迎えの保護者も一緒になり鑑賞してくれました。大夫の摺りもさることながら、男の子が舞う「松の舞」や女の子が踊る「えんこえんこ」は子どもたちから大きな拍手をもらっていました。なかでも一番人気だったのは「南京玉すだれ」で、形が大きく変化するたびに「おお~」とか「わあ~」とか、感嘆する言葉が湧きあがっていました。春の足音が確実に近づいています。今年の春はなんとなくうきうきする感じです。