もちつき

12月20(水)は、もちつきでした。

昔から、お祝いの時には餅が食べられていました。お餅(鏡餅)を新しい年の神様にお供えして食べる事で、新しい命や力を授かると言われているそうです。本来のもちつきは、新しい年が始まるお正月に、食べると元気になるお餅を用意するために、年越し前に準備をするのです。そう考えると、保育園のもちつきは少しのですが、冬休みに入る前、子どもたちがみんないる時期にもちつきをしています。今はなかなかしなくなった、きねとうすでのもちつきの体験、もち米の香りやお米が餅になっていく過程を実際に見て、季節の行事を経験してほしいと思っています。

まず、餅をつく前に、蒸かしたてのもち米をみせてもらいました!もち米の甘い良い香り~。みんな、「はやくつきたい!」と、ワクワクしている様子。まずは園長先生と亮太郎先生がもち米をつぶしました。もちが良い状態になった所でいよいよ子どもたちの出番です。

子ども用のきねで順番に、ペッタンペッタンもちをつきました。周りで見ている子どもたちは、「よいしょ~!よいしょ~!」と掛け声をかけたり、何回ついたか数を数えたりしていましたよ。小さいお友だちは無理せず、やりたい子がつきました。大きいお友だちは力を合わせて2人で餅をついたり、力持ちの子は一人でついたりと、もちつきを楽しんでいる様子でした。

子どもたちはもちつき機でついた餅を食べました。(本当はきねとうすでついた餅を食べて欲しいのですが、色々考慮して…。)味は『ごま』と『きなこ』で「おいしい!」と、おかわりをしている子もいました。子どもたちがついた餅は、鏡餅にしたので、年明けに飾る予定です。子どもたちのついた餅を、ぜひ見て下さいね。(松田)