しょうがみそおでん作り

今日は、「しょうがみそおでん」を作りました。大根やこんにゃくなど、おでんではおなじみの食材の上から“しょうがみそ”をかけて食べる青森の郷土料理です。以前、秋田の郷土料理のきりたんぽ作りを見学していた園児も参加していたので、しっかりと作り方を聞いていました。まずは、大根と人参。ピーラーで皮をむいた後にひまわりさんときくさんが『ねこの手』にして慎重に包丁で切っていました。

すみれさんは、包丁を使わずに手でちぎったりスプーンを使って切ったりしました。集中して黙々と取り組んでいたので、あっという間に一口サイズの高野豆腐やこんにゃくができあがっていました。

見慣れた野菜などがある中で「これ、なんだと思う?」とすりおろす前のしょうがを見せると「いも?」と不思議そうな表情。「しょうがだよ」と教えると「あ~!そうだ!」と言う子もいれば、ピンときていない子もいるようでした。それをすりおろし器でおろすと、しょうがの香りが。「なんか、くさい・・・」と子どもたちには“大人の香り”だったようです。切った野菜などを順番に鍋に入れてぐつぐつ。煮えるまでの間、今回の味の決め手となる『しょうがみそ』を作りました。砂糖と味噌をそれぞれ計量スプーンですくってスプーンの柄の部分で自分ですりきります。「味噌は難しいね」と言いながら、丁寧に量っていました。

量り終わった砂糖・味噌・しょうがにおでんの出汁を入れ、フライパンで一度火を通します。隠し味の水飴を見せると「ゼリー?」「くもの糸みたい」とみんな興味津々で見ていました。

はじめは、上にかけたしょうがみそを少し不安そうにしているお友だちもいましたが、一口食べると「おいしい!」と笑顔!あっという間に食べ終えていました。