国の重要無形文化財に指定されている「八戸三社大祭」。昨年はユネスコの「山・鉾・山車祭り」の世界文化遺産に多くの祭りと一緒に登録されました。県内では青森市の「ねぶた」、弘前の「ねぷた」とともに夏を彩る最大のイベントになっています。本当は五穀豊穣を祈る「秋祭り」だったのですが、ねぶたの夏祭りに便乗した感は否めません。わが園も数年前から参加していますが、今年は子ども・保護者・保育士を合わせて100名を超える参加希望がありました。どちらかというと保護者の方が参加に意欲があるみたいです。(理由は、子どもの時に参加したくても町内に山車組がなく、参加できなかった。大人になってからは参加する機会が無く、保育園で参加するならぜひ参加したいということでした。)本当は「お通り」(祭りの最大イベント)に参加したいのですが、お通りは賞の審査があるので、「不揃い」の半纏・法被では迷惑がかかるので、比較的自由に参加できる「お還り」に参加することになったのです。そのせいか、私たちが参加してから一度も重要な賞には入選していないようです。ごめんなさい。約3時間に及ぶ行列に参加し、午後6時ころには山車小屋に帰ったのですが、どの顔も多少の疲れはあるものの「満足感」があふれていました。途中でリタイアした家族も何組かいましたが、最後まで頑張った子どもたちは山車組からジュースやお菓子のお土産をもらい大喜び。この体験が地域の大人との関わりや社会経験につながっていくものと考えています。根城・新組の皆さん、参加してくれた保護者・兄弟の皆さんありがとうございました。卒園したら「根城・新組山車」に是非参加してください。ありがとうございました。