「クリがいっぱい落ちているから採りに来ないか。」と私の友人から誘いの電話がありました。なんと台風24号が通過し、やっと雨が止んだ後の誘いでした。クリは風よりも雨の後に落ちるといわれます。台風24号は3日前から学校が休校を通知するくらい記録的な大型台風でしたが、岩手県沿岸を通過したころから急速に衰えたようで、青森県ではテレビで見たような大きな被害にはなりませんでした。被害にあわれた地域の皆様には心からお見舞い申し上げます。
さて、クリひろいの話ですが、毎年私の友人から誘いがきます。この友人は地域の民生委員・児童委員もしていて老人の世話もしています。このクリの木はもこのようなお宅の庭にあり、大量に落ちるクリの処分に困っているとのことでわが園に相談があり、かれこれ3年くらい通っています。今回は台風の後だったのでそれこそ「敷かさっている」状態のクリを拾いまくりました。全員で30数名がいたのですが、ほとんどの子が30~40個以上袋に入れていました。私も大きめのクリを少しいただき家へ持って帰りました。今日の朝は「クリご飯」になって我が家の食卓を飾りました。クリの皮剥きは私の仕事です。結構虫が入っていましたが、煮てしまえばおんなじです。おいしくおなかの中に納まりました。子どもたちの家庭でもきっとおいしく料理されたことと思います。秋はいいなあ。クリはおいしいなあ。今度は10月10日に園庭でサンマ・イワシ焼きそしてキノコ汁会があります。昨年は近くの神社でキノコ狩りをしてから調理をしました。畑シメジ、ハツタケ、ツチスギタケなどたくさん採れました。今年はどうなるか、こちらも楽しみです。新しい園庭で新しい食育に挑戦です。