ドングリの杜上棟式

11月に入っても温かい日が続いています。子どもたちは毎日園庭で走り回っています。木々の葉も程よく色づき、子どもたちの格好の遊びの材料となっています。本来であれば今頃「どんぐり」の実がたくさん収穫できているはずだったのですが、多目的子育て支援棟増築のために5本もあったドングリの木を、1本だけ移殖して残りは処分してしまいました。本当に断腸の思いだったのですが、移植にも時期があるようで、「一旦眠らせないと移植できない」ということでした。真夏の7月、8月は移植には向いていなかったようです。昨年あんなに収穫した「柿」も移植のせいでたった2個しか実っていません。そのかわり今年植えた「かりん」が5個見事に実りました。大粒で黄色い実は、「いつとるの?」と子どもたちの大人気になっています。香りはいいけど、実は食べられないんだけどなあ・・・。と思いながらも収穫をいつにしたらいいのか悩んでいる園長です。

さて、そんな中、今日は多目的子育て支援棟「ドングリの杜」の上棟祭がありました。本当は6日の予定だったようですが、私の都合により本日になりました。正式な神主様は呼びませんでしたが、厳かに真剣に執り行われました。お米と塩とお酒を建物の四隅に少しずつ蒔き、安全と安心を祈願しました。完成まであと3か月。いよいよ佳境に入ります。子どもたちと楽しみに待っています。