七五三

奥州糠部三十三観音十二番札所「隅の観音」に七五三のお参りに行ってきました。朝からの寒気が抜けきらず、肌寒い気温でしたが、乳児から年長まで元気にお参りできました。保育園の守り神である隅の観音様には子どもたちが「ここぞ!」というときに必ずお参りします。おかげでご利益はてきめんです。たまには願いが叶わないこともありますが、それでもこの観音様は子どもたちの心のよりどころとなっています。最近は神様や神聖なものが敬遠されがちな傾向がありますが、非日常的なものは子どもたちもとても関心があるようです。普段は入室できない観音堂の中は、暗く静かでとてもおごそかでした。子どもたちも神妙な顔つきになり、一心に拝んでいました。子どもたちがこれまで大きなけがもなく過ごせたことに感謝し、またこれからの健やかな成長を願い、私たちも静かにお祈りしました。

長い参道を保育士と手をつなぎやっとのぼりました。隅の観音は少し高いところに鎮座しています。

隅の観音様の中はなかなか見ることはできませんが、この日だけは、特別にカギを開けてくれます。

観音堂の中は、うす暗く、しかも厳かな雰囲気が漂っています。子どもたちの顔も真剣そのものです。たまには非日常的な雰囲気も大切なようです。元気に育て、ねっこの子ども達。