10月は「食育」

10月8日は我が園の「食育祭り」。3日前の10月5日はライオンズ杯が行われ、春の大会から10位も上がり、7位という成績でした。本当によく頑張ったと思います。そこでそのご褒美ではないですが、予定のメニューに「肉」と「魚」を追加し豪勢な食事会になりました。昨年はサンマ丸ごとでしたが、今年は3等分のサンマとほっけ。今年は特別に「牛肉のカルビ焼き」を大サービス。そして保育園で収穫したナス、ピーマン、ジャガイモと定番玉ねぎを焼きました。調理員から特別の差し入れとして「ヤマメ」と「鮎」いただきました。親戚のおじさんからの差し入れということでなかなか口にすることのできない貴重な食材でした。子どもたちはサンマとホッケと肉でおなかがいっぱいだったようです。外は低気圧で雨ふりでしたが、盛大な食育祭りでした。

牛肉カルビを焼くのを手伝ってもらいました

食育祭りのメニュー :さんま、ホッケ、カルビ・野菜焼き、キノコ汁、じゃがいもホイル焼き、おにぎり(今年は天候が一定せずきのこの発生が遅くなり、私の出番はほとんどありませんでした。

午後になると天気が一変し、快晴。異年齢保育でパン屋さんの見学に行きました。根城小学校の近くの「アウ”ィニオン」さんです。ここは30年来のお付き合いがあり、おいしいパンを子供たちに作っていただいています。特にクロワッサンとバターロールは天下一品。子どもたちも大好きなパンです。小学校や中学校になると職場体験、職場見学などの授業がありますが、保育園の園児がパンを焼くというのはあまり聞きません。お手伝いはほんの一部(バター塗とゴマ付け)だったのですが、「自分で作ったパン」といことで大満足。焼きあがったパンは園に持ち帰り、子どもたちのおやつになりました。「将来はパン屋さんになる」と何人かの子供たちが夢見る表情でつぶやいていたそうです。

パンにバターを塗るお手伝いをしました。「おいしくな~れ」と念じながら・・・。

本日は朝から快晴。6月くらいに小笠原さんから頂いた「食用菊」が花をつけました。保育園の畑はいっぱいだったので土留めをしている崖の中腹に植えてみました。日当たりは良くありませんが、見事に成長し花が咲きました。南部名物「阿房宮」ではありませんが、食味はいいようです。早速明日のおつゆの中に放したいと思います。秋はいいなあ。食育はおいしいなあ。今度は何を食べようか、子どもたちと相談することにしましょう。

山形では「もってのほか」、南部では「阿房宮」、菊を食べる習慣は全国でも珍しいようです。