保育園では、年に2回嘱託医による健康診断を行うことになっています。我が園では毎年5月と11月に行っています。今年は12日に小児科健診、13日に歯科検診を行いました。0歳から年長までそれぞれの年齢に合わせた両先生の子どもたちとの掛け合い(やりとり)は私たちにはとても勉強になります。
小児科の有吉先生は「気になる子ども」たちを診てくれる八戸市でも数少ない先生です。健診の際にはいろんなアドバイスをいただき、私たちも大いに助かっています。保育園の様子、家庭での様子、親子関係、家庭関係など子どもたちが置かれている環境にも原因があるということなので、家庭との連携の重要性を再確認しました。「大人の都合ではなく、あくまでも子どものことを中心に考えてほしい」という言葉が印象的でした。
歯科医の松尾先生も長い間お世話になっています。歯の検診は先生の言葉を書き留めなくてはいけないので、先生も我が園の看護師も必死です。定員も多いので体力的にも大変なようですが、終わってから一息つきながらのお茶の時間に貴重なアドバイスを聞くのが私の楽しみでもあります。今回は「歯科医の最近の治療はとても丁寧になり、検診の時に治療したのかどうかが分かりにくい」という話があり、検診の時に保育士から「先生、そこは去年虫歯でしたが・・・」という指摘に「自分で自分の首を絞めているようだ・・」とつぶやいていました。先生方にもいろんな悩みがあるようで、少しだけ親近感を覚えた園長でした。来年もよろしくお願いいたします。