雪遊び

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年12月30日に大雪が降りました。気温もほとんど氷点下の真冬日。それが今も続いています。日本全国大雪警報が発令されたようですが、日本海側は相当な雪が降り続いているようです。2メートルを超えたところもあるようでお見舞い申し上げます。八戸は太平洋側に位置しているのであまり雪は降らないのですが、30日は私の膝くらいまで積もっていました。約30センチくらい、吹き溜まりになると40センチもあったでしょうか。そういえば地域の長老が言っていました。「今年は、カマキリが50センチくらいの高いところに卵を産んでいた」と。そうです、この地方ではカマキリの予言というものがあって、その冬の降雪量をカマキリの卵が占うのです。昨年はほとんど下の方で卵が発見されたのに今年は例年より高い位置にあったそうです。昨年は本当に雪が少なく、いい冬でした。我が園の駐車場は約25台くらい留めるスペースがあるので、雪が降ると除雪が大変です。毎年、職員の独り言やつぶやきが聞こえてきます。「除雪機が欲しいなあ」と。そんな言葉には耳も貸さず、ひたすら人力で除雪をしてきましたが、今回の雪はさすがに「どうしようかなあ」と思うくらい大変なものがありました。12月31日に「保育園はどうなっているかなあ」と自宅の除雪で1時間以上の雪かきしてからきてみたのですが、なんと・・・なんとあたり一面雪でしたが、2か所に大きく雪が集められており、しっかり除雪してありました。八戸市も粋な計らいをするものだと思っていたら大間違い。園児の保護者がボランテァで除雪してくれていたのでした。子どもが作ったらしい可愛い雪ダルマも添えてありました。1時間以上かけて4日の開園に間に合うよう通路を除雪し、体が悲鳴を上げてきたので、園を後にしました。大みそかは眠くて眠くて、紅白歌合戦も夢の中で聞いていました。今日少し早く保育園に着くと職員がこの寒いのに、顔から湯気を出して除雪していました。機械の除雪もいいのでしょうが、やはり人力での除雪はきめが細かく、行き届いているなあと感心しました。こんな日が今年はあと何日続くのでしょう。毎年、津軽の人たちは雪の季節になると「八戸に住みたいなあ」というそうです。同じ青森県でも南部の八戸は特別雪が少ないのです。吉幾三に言わせると津軽には「七つの雪」があるそうです。一つ一つの雪に辛く悲しい物語があるようです。八戸にも3月に降る「彼岸じゃらく」という湿った雪がありますが、7種類の雪はどんな色をしているのでしょう。少し前、津軽には「地吹雪ツアー」なるものがあったようですが、今も続いているのでしょうか。雪は空から降るのが世の倣(なら)いですが、この地吹雪は足から空へ、まさに地面から天へ吹きあがるのです。私だったら、間違ってもこのツアーには参加しないと思います。

さて、今日は30、31日に降った雪が全然解けないで残っているので子ども達は園庭で雪遊びに興じていました。その子供たちを見ていて、つい、「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」という歌が頭に浮かびました。つまり「子どもは喜び庭駆け回り、園長はこたつで丸くなる」。雪だるまを作る子、雪が多かったので「かまくら」に挑戦する子、そりで遊ぶ子、気温はマイナスなのに気分はハイになっているようでした。コロナで自粛した正月の反動なのでしょうか、とても盛り上がっていた子供たちでした。