保育園の一大イベント「発表会」が行われました。今年は昨年に引き続き、3歳未満と3歳以上にわかれて行いました。昨年の要望・反省を踏まえて、1か月の間隔を空けました。評判は上々で「ゆっくり見ることができた」、「席取りをしなくてよかった」「ゆっくりの登園が良かった」などと良い意見が多数ありました。私個人としては0歳から5歳までの成長の段階を一度に見てもらい、1年ごとの成長の確認とこれからの見通しを立ててもらいたかったのですが、職員からも「練習がスムーズ」「練習時間がたっぷりとれた」など、好意的な意見が続出でした。来年の参考にしたいと思います。観客数も制限して行いましたが、参加していただいた保護者の方々はもちろんですが、協力していただいた他のクラスの皆様にも深く感謝申し上げます。
さて、総練習2回を含めて、それぞれの発表は保護者の前で2回づつ行うことができました。やはり「無観客」よりは子ども達の緊張感は高かったようです。それでも個人差があり、実際に自分の親が見ている前では「実力」を発揮できなかった子もいました。総練習では素晴らしい演技でしたが、本番は下を向いたり、だんまりになった子も・・。それも子供たちの個性です。家でも顔、保育園での顔、友達同士の時の顔、などいろんな顔を持つ子ども達です。温かく見守り、個性を受け止めてあげたいと思います。長坂保育園では、コロナ感染にも負けず「異年齢」を重視しています。今回の発表会はとてもその個性が出ていたと思います。また、八戸地方の方言や伝承も面白おかしく発表してくれました。「メドツの宝物」や「おんでやんせ八戸」は、昔の八戸や特徴をよく表した発表だったと思います。また、一年遅れで行われた「東京オリンピック2020」も子供の目線でよく考えた内容でした。保育園での普段の生活を表現した「むし・虫・大好き・大発見」は園庭や散歩でよくみられる身近な昆虫にスポットを当てていて子供らしい好奇の目が感じられました。年長の子がセリフを忘れ、3歳児に耳打ちされている姿もほほえましく感じました。いつもの長坂の保育風景がそこにあったと思います。保護者の皆様には大きな拍手をいただきありがとうございました。今回は文明の利器「ZOOM]での配信も行いました。いろいろ問題もあったようですが、リアルタイムで子ども達と同じ時間を過ごせたことは大きな意義があったと思います。これからも文明の利器を正しく使いながら情報発信をしていきます。ご協力よろしくお願いいたします。