今日は「七五三」です。長坂保育園では毎年この日に子どもたちがお参りに行く場所があります。園歌にも登場する「隅の観音様」です。ここは、奥州南部糠部三十三観音十二番札所になっています。商売繁盛と「子宝」「安産」の願いが叶うことでも有名です。保育園から歩いて5分くらいにある隅の観音は保育園の守り神でもあり、保育園の子どもたちの心のよりどころでもあります。七五三はもちろん、園外保育、サッカー大会の前にも必ず手を合わせる場所です。最近は「神仏」とか「畏れ」とかあまり感じない世の中ですが、この隅の観音堂の中には「神様」がいるようです。普段、おちゃらけた子どもたちも神妙な顔つきになります。今日は年長組が「ライオンズ杯優勝の報告と感謝」、年中が「来年度のサッカー大会の優勝」を祈願しました。実力の世界では「神頼み」は禁句かもしれませんが、それなりの努力をしたうえでの「神頼み」は許されても良いではないでしょうか。普段とは少し違う子どもたちの表情に、健やかな成長を願わずにはいられませんでした。腕白でもいい、逞しく育って欲しい・・・と。