日一日と寒さが厳しくなっています。雪はまだ積もってはいませんが油断は禁物です。明日からは12月、いつ冬将軍が牙をむいても大丈夫なように準備は周到にしておきたいと思います。寒さが厳しくなると恋しくなるのが「鍋料理」。なかでも晩秋の「秋サケ」はこの地方の鍋物の定番です。しかし、最近の家庭では魚を調理することは滅多にないようです。当然子どもたちも「鮭の解体」は見たこともないと思われます。そこでわが園の調理師たちは「生鮭一本」を丸ごと解体し、子どもたちに見せることにしました。家庭ではなかなか見ることのできない「魚の三枚おろし」をはじめ、内臓やひれ、頭など鍋料理には欠かせない部分をたくさん見ることが出来ました。この切り身は給食の時間に「さけフライ」として調理され、子どもたちのおなかに納まりました。当然この日は、残食はありませんでした。まさに食育の秋、12月からは「北寄貝」漁も解禁になります。八戸のおいしい食材を使ったおいしい料理をこれからも作ってほしいと思います。わが園の調理員は最高です。