2回の延期の延期でどうなるかと思われたライオンズ杯ですが、3度目の正直で好天に恵まれ、無事開催することが出来ました。20年続いた歴史ある大会ですが、2度順延は初めてでした。ライオンズ杯中止・・・という事態も考えられましたが、八戸東ライオンズクラブの子どもたちに対する熱い思いが伝わったものだと思っています。台風一過の快晴の秋空の下、ライオンズクラブ会長のあいさつがあり、昨年度優勝の城下保育園から優勝旗が返還され、尻内保育園の園児が元気にテレビカメラの前で選手宣誓を行い、予選ブロックが開始になりました。予選ブロックは20チームが5チームづつA・B・C・Dの4つのブロックに分かれ、総当たりで順位を決めます。上位2チームが決勝トーナメントへ進出し、3位以下は順位戦が行われます。ベスト8をめざし熱い戦いの始まりです。
結果は、優勝が長坂保育(2年ぶり10度目)、準優勝には昨年度優勝の城下保育園が輝きました。わが園の子どもたちが大喜びをしていたとき、城下保育園の子どもたちは悔し涙を流していました。わが園では担任が大泣きをしていました。結果は時の運、流した涙は決して無駄にはならないと思います。わが園も過去にたくさんの悔し涙を流し、現在の歴史、伝統を作ってきたのです。そして優勝争いの最有力候補だった、夏優勝の小中野保育園は3位に落ち着きました。今年もいい試合が続き、手に汗握る大接戦が多かったようです。参加したすべてのチームに賞を挙げたい気持ちでした。ライオンズクラブの皆さん、本当にありがとうございました。21年目にして初めての「雨天中止」が頭を横切りましたが、皆さんの情熱のおかげで途切れることなく大会が出来たことに心から感謝申し上げます。参加チームを代表し謝意を捧げます。来年も子どもたちに大きな夢と希望を与えるこの大会が継続するようお願い申し上げます。ありがとうございました。