栗拾い2020

「雨降りの後に栗がばらばら落ちているから栗を拾いに来ないか」と我が法人の理事さんから栗拾いのお誘いをいただいた。昨日激戦のライオンズ杯を戦った年長組が体休めもかねてお招きにあずかることになった。毎年の恒例行事ではあるが、なんと自宅の庭になったようだ。栗の木は2本しかないが、確かにたわわに実った形跡はある。木に残っている「いが」も大抵が口を開けて中身が落ちている。下を見れば結構大きな栗が散らばって落ちていた。小笠原さんの注意を聞きながら早速栗拾い。そのうち「ちょっと待ってね」と小笠原さんが栗の木に登り、枝を揺すると、バラバラ・ぼとぼとと栗が落ちてきた。子どもたちは「サルがいる、クマがいる」と騒いでいたが、彼は私と同級生。私にはできないので頭が下がる。明日は保育園で「食育祭り」が開催される。昨年はサンマや肉を園庭で焼き、ウッドデッキや外のベンチなどで楽しく食べた。今年はサンマが不漁なので急遽「いわし」に変えた。その代わり量を増やしたので食べ応えがありそうだ。今日いただいた栗は明日の食育祭りには間に合いそうもありませんが、栗ご飯などでおいしくいただきたいと思います。帰りに子どもの一人と手をつないでいると「ちょっと寄り道しよう」ということになり、近くの松林へ・・。季節は秋、何かありそうと思っていると一緒に歩いていた子供が「これなあに?と小さいキノコを指さした。「ん、」とよく見るとなんと「ナラタケ」(八戸では「かっくい」と呼ぶ)がびっしり生えているではないか。子供と一緒に土毎収穫した。今が盛りの「秋かっくい」という立派なキノコだ。同じ場所に「はつたけ」も数本出ていた。早速給食室へ持っていき、明日の「キノコ汁」つくりに使ってね、といって渡してもらった。どんなキノコ汁になるのかわからないが、地消地産の本物のキノコ汁が味わえそうだ。これだから秋は楽しいなあ。食育はおいしいなあ。天気だけが心配です。

「アッ、猿だ。いやクマだ」   落ちないでね。

ちゃっかりピーマンやしし唐をいただく子ども達。たくましいねえ。

最後にお土産に頂いた栗。結構な量がありました。いつも子供たちのためにありがとうございます。来月は「サツマイモ」を掘りに行きますからよろしくお願いいたします。