小雨の降る中、子ども達は芝のグランドを縦横無尽に走り回り、サッカーを楽しみました。昨年は新型コロナウイルスのために中止に追い込まれましたが、今年は感染対策を万全に施し、またスタッフの献身的な行動で大会を盛り上げてくれました。ATVも取材に来て、夕方の「わっち」に放映されました。新型コロナで閉鎖的な保育が続けられてきましたが、久々に子ども達の躍動する姿に大感激の保護者たちでした。我が園は強豪のひしめく「Dブロック」を4戦4勝で勝ち抜き、1位通過で決勝トーナメントへ進みました。初戦の「南売市」戦が最大の山場でしたが、エースストライカーの一蹴りで勝つことができ、その後の快進撃につながりました。南売市の選手も同じように考えていたらしく、負けた後、テントの中では、大泣きをしていた子が何人も見られました(テントが隣同士なのでよく見えるのです)。今回の大会は2年ぶりということでとても新鮮な大会になりました。各チームとも数年前より数段レベルが高くなり、予選突破の予想がしずらくなりました。特に今回は雨模様で、雨対策と滑り対策をしっかりしたところが上位に入ったようです。我が園は6年ぶり、5大会(昨年中止だったので)ぶり10度目の優勝を果たし、選手より担任が一番最初に涙を流していました。子ども達は「勝って当然」という顔をしていましたが、決勝戦の南売市とのPK戦はさすがに緊張した顔が見られました。サドンデスまで進み、4人目の子が見事にゴールにけりこみ決着がつきました。この1戦の最大の功労者は緊急キーパーにもかかわらず2度も相手のゴールを防いだ我が園の特攻隊長H君の頑張りでした。自分も蹴りたかったらしく「キーパーは蹴れないの?」と終わったあと聞いていましたが、秋の大会は蹴らせてあげるから・・・ということで一件落着しました。担任も選手の特性を見極めながらの起用です。日ごろからの信頼関係が大事なところで生きてくるのです。とにかくよく頑張りました。そしてたくさんの応援ありがとうございました。